先日の"島嶼公演”では大変お世話になりまして、本当にありがとうございました。
その折にもうかがったのですが、来年で、返還40周年を迎えるとのこと誠におめでとうございます。私は、1968年6月生まれで、また、来年秋真打に昇進する私自身の節目の年を迎えるということもあり、おこがましいようですが、私自身も小笠原と一緒に人生を歩んできたように思えてとても嬉しいです。
私はまだ一度しか小笠原に行ったことはないのですが、おがさわら丸からはじめて降りたとたんなぜか懐かしい思いに駆られました。普段は、都会で暮らしている私は、近所の人ともあまり会話をしない生活をしているのですが、小笠原の地にいるとなぜか初めて会う人とも平気で挨拶をすることができるのです。これが本当の人と人とのふれあいなんだということを実感しました。
小笠原の自然もとても素晴らしいのですが、何よりそこに暮らす人々がとても素晴らしかったです。
父島でも母島でも、泊まらせていただいた宿の方たちが、本当の家族のように接してくれ、他では味わえないような暖かい気持ちになれました。小笠原は暖かいと聞いていたのですが、それは気候だけではなく人の心も温かい、いや、人の心が温かい場所だということに気がつきました。
演芸会も、父島と母島でそれぞれやらせていただきましたが、それぞれともにたくさんの方々に参加していただきまして、ありがとうございました。それぞれの出し物に対して、面白いところでは笑い、驚くところでは驚き、という当たり前のようで、なかなか我々の出会うことのできないいい反応をいただきまして大変勉強にもなりました。また、機会がございましたら是非、私たちの芸を見ていただきたいと思っております。
これからのますますの島の発展をお祈り申し上げます。 |
| 古今亭 菊可 |
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