小笠原には15年位い前でしょうか、NHKの「のど自慢」で長山洋子さんと伺いました。
前日から船で出発したのですが、思った以上に揺れまして、普段以上に寝付けない僕は一人外に出てみたんです。ふと目に付いたのが操縦室。中で6-7人の方達が、寝ないでお仕事をしていらっしゃいました。夜中になると当番の人が二人になり、僕もそこにおじゃましまして、ずっと一緒に月夜に照らされた海を見続けたことを想い出します。
船は、週に一回の島に食物や荷物を運ぶ役目もあったようで、かなりの荷物を積んでいました。島にはコンビニのようなスーパーが一つ。僕達も何かを買おうと立ち寄ってみましたが、みんな売り切れていて驚きました。普段東京で、当たり前のように物にあふれた生活をしている環境では感じなかった、物の大切さを思い知った気がしました。
海はどこまでも青く、自然にあふれ、何より島の人のあったかさには感動しました。芸能人だからとワイワイ騒ぎ立てるわけでもなく、すっと自然にいつも通りに会話が始まる雰囲気は、前から仲間だったような錯覚さえ覚え、心があったかくなりました。帰る時には、島中の船だったのでしょう、何十隻もの船で島のみんなが僕らの乗っている船を見送ってくれたんですよ。中には船から飛び込む人もいて、たくさんの人が手を振ってくれる姿は今でも目に焼きついています。みなさんお元気でしょうか?また是非伺いたいですね。
平成20年は新たな島作りから40年、私もデビューから40年目を迎えます。
島民の皆様には、様々なご苦労がおありだったと思いますが、これからも一歩一歩新しい歴史を築いていって下さい。
今後の皆様のご健康と小笠原諸島の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。 |
| 前川清 |
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