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植山悦行 さん

【プロフィール】
うえやま よしゆき
【出身地】 三重県
【小笠原来島歴】 2005年
社団法人日本将棋連盟 棋士 七段
昭和47年5級で(故)佐瀬勇次名誉九段門下となる。
50年初段、56年四段昇段プロ棋士となる。
昭和62年五段、平成6年六段、平成19年七段に昇段。
平成6年第七期竜王戦で4組昇級、第20期棋王戦では本戦出場。
平成8年9月から17年3月まで関東研修会幹司を務めた。
平成12年通算300勝達成。
平成18年現役勤続25年の表彰を受ける。

【小笠原へ来島した時の思い出・お祝いメッセージ】
 
 小笠原諸島返還40周年おめでとうございます。
私たちはその歴史を伝え聞くだけですが、一口に40周年といってもその間には様々なご苦労があったと思います。
  二年前に将棋教室で始めて小笠原を訪れました。自然豊かな所ということしか予備知識がありませんでしたが、突然その景色を目にし、心を奪われました。見たことも無い花や虫に出会い、岸からは鮫が見える。それになぜかヤドカリが山にいるのです。驚きです。
  今の時代にこれだけの自然を残すということは、島民の皆さんの島に対しての想いがあればこそでしょう。その代償として利便性を犠牲にしてきたわけですから。
  小笠原で最も印象に残っているのが、船での見送りです。フェリーを数隻の小型船が追いかけて来てくれて、皆で手を振ってくれる。それだけでも嬉しかったのに、人が次々に海に飛び込んで行くではないですか。あまりにびっくりして暫く唖然としていましたが、これが小笠原流の挨拶だとわかり、本当に感激しました。これを見て、またここに来ようと思わないわけが無い。
  将棋を教えた子供たちも本当に素朴で素直な子ばかり。豊かな自然は豊かな人によって守られる。これからの日本に一番求められることだと思います。
植山悦行
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